アイデア満載! ユニークご当地ラーメン
【 阿賀町あんかけラーメン 】
どこかホッとする、やさしいあんかけの一杯〈ほっとハウス〉
自称「超一流の田舎町 阿賀町」をアピールしようと、地元有志の「阿賀町勝手に応援隊」が2018年3月にスタートさせたのが「阿賀町あんかけラーメン」です。新潟5大ラーメンに続こうと、町内の飲食店11店舗が参加しているこの試み。ラーメンにあんがかかっていればそれでOK。あんのとろみで、寒い冬でもポカポカになってもらえればという「おもてなし」の気持ちが込められています。
お店ごとにマーボー麺や牛肉あんかけなど、さまざまなラーメンがありますが、こちらの〈ほっとハウス〉では以前から人気だった「五目あんかけラーメン」と、新作の「あっさりえびあんかけ」の2種を提供。平打ち特注麺が絶妙にあんと絡んでくれます。
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【 へそラーメン 】
もはや唯一無二!? 名前も見た目もユニークなへそラーメン〈紅竜飯店〉
新潟県のほぼ中心に位置する見附市には「へそラーメン」というユニークな一杯があります。「新潟の中心=へそ」として、約15年前に市内の麺類業組合で考案されたものです。豚ひき肉やシイタケ、背脂などを皮に包み、ウズラの卵を中央に。この「へそ」を共通ルールに、あとは各店の自由ということで一時は多彩なへそラーメンがありましたが、いつの間にか提供店が減ってしまい、現在は〈紅竜飯店〉のみに。
まずは普通に食べ進み、途中で「へそ」を真ん中からふたつに割ってみてください。中から肉汁と旨みエキスがあふれだし、スープに奥行きが生まれ、また違った味わいになりますよ。奇妙な見た目のおいしい仕掛け、ぜひ試してみてください。
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【 お船ラーメン 】
有名戦国武将の妻をイメージした豆乳ラーメン〈れすとらん翔〉
NHK大河ドラマ『天地人』の主人公にもなった戦国武将・直江兼続。そのゆかりの地と知られる長岡市与板町には、直江兼続が側室もつくらずに生涯愛し続けたといわれる「お船の方」をイメージしたラーメンがあります。
国産大豆と天然にがりで作る地元の老舗豆腐店の豆乳と、特製の塩ダレを合わせた美白色のスープが特徴です。見た目で美しさを、まろやかな味わいでやさしい人柄を表現しています。
具材は地元の野菜を中心に、キクラゲ、ニラ、豚肉とたっぷり。味つけにコショウを利かせることで豆乳のまろやかな味わいを引き締めているそう。お船の方の芯の強さが表れているのかもしれませんね。
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【 十日町火焔タンタンメン 】
刺激的な辛みがヤミツキ! 炎のように真っ赤な担々麺〈万太郎 妻有SC店〉
十日町市といえば〈大地の芸術祭〉の開催地であると同時に、縄文土器として日本初の国宝に指定された火焔型土器の出土地であることをご存じでしたか? これに由来した「火焔型土器」を模してつくった丼と、特産のひまわり油を使ったラー油を使って提供されるユニークな一杯が「十日町火焔タンタンメン」です。
名前の通り火を噴くような刺激的な辛さが自慢で、特製ラー油のほかにも地元名産の「かぐら南蛮」を使うことで、新潟らしい辛みを表現しています。具材でも〈妻有ポーク〉や〈雪下にんじん〉など十日町の豊かな恵みが凝縮。ちなみに国宝の火焔型土器は、十日町市博物館に展示されていますよ。ラーメンと一緒にぜひ。
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珍しいラーメン 】