新潟のつかいかた

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実はカレー県、
新潟で味わうカレー!
地元情報誌『Komachi』
が選ぶ15店 Posted | 2019/04/26

かつてメディアで「日本で一番カレーを食べる、愛するまち」として紹介されたこともある新潟市。総務省の家計調査によると、新潟市はカレールーへの支出金額が全国トップクラスであるというデータも出ています。

そこで今回は、全国的にブームの兆しを見せる「カレー」のおいしいお店をピックアップ。新潟らしさを感じられるカレーから、こだわりの地場食材を使った本格派、レトロ喫茶で生み出される懐かしい味わい、肉好き必食のひと皿、街中華のインドカリー……。各店の個性が光る新潟カレーの世界へご案内します。

2022年7月情報追加・更新

名物野菜に名シェフ、わざわざ行きたい注目のカレー店

【 Curry 1 】

地元の名物野菜を使った無添加カレー〈TAICOや〉

アスパラと肉団子のカレー
アスパラガスがたっぷり入った「アスパラと肉団子のカレー」(サラダ、コーヒー付き1000円)。※提供は5月のみ

JR新発田駅前に延びる商店街の一角にある食堂で、店内は常連客でにぎわうアットホームな雰囲気。壁面を使って展示を行ったり、ミニライブを開催したりと、地元民の憩いの場になっています。そんな〈TAICOや〉で人気のメニューが、5月限定で提供されるアスパラを使ったカレー。

県内におけるアスパラガスの特産地・新発田で毎年実施されているイベント「食のアスパラ横丁味めぐり」で提供している一杯。地元でで採れたアスパラガスたっぷりのカレーは、じんわり押し寄せる辛さの中に、ほんのりアスパラの甘みを感じるのが特徴。「家族で楽しめる料理」をテーマに、とことん手づくりにこだわったメニューは、子どもからお年寄りまで安心して食べられます。

〈TAICOや〉内観
店頭ではアクセサリーや小物などを販売。駅からもほど近く、地元の人の憩いの場になっています。

Information

【TAICOや】

address:新潟県新発田市中央町1-2-1

tel:0254-26-6269

access:JR新発田駅から徒歩約8分

営業時間:11:00~17:00

定休日:日曜

駐車場台数:なし 席数:18席

【 Curry 2 】

佐渡島で満喫する、銀座名店の味〈海府荘〉

海府荘のカレー
「カレー」(1000円)。ライスは甘みの強い佐渡産コシヒカリを使用。

両津港から車を走らせること約1時間半。目の前には真っ青な海、背には自然豊かな山々が広がる場所にたたずむ〈海府荘〉。こちらは国民宿舎ですが、昼時は食堂としても利用できます。

〈海府荘〉外観
釣りファンに人気を誇る、佐渡の外海府(そとかいふ)海岸の中心にある海府荘。

6年前からスタートしたビーフカレーは、東京・銀座にあるあの名店〈資生堂パーラー〉譲りの本格派。それもそのはず、シェフの地多さんは資生堂パーラーと〈ロオジエ〉で活躍した料理人なんです。

3日間かけて仕上げるカレーは、たっぷりの野菜の甘み、数種の香草、そして牛肉の旨みが三位一体となっています。カレールーと別々に仕上げた牛肉はほろほろと崩れるほどやわらかく、コクのあるカレールーとも抜群の相性です。

〈海府荘〉のオムライス
「オムライス」(1500円)もカレーと肩を並べる人気メニュー。 

Information

【海府荘】

address:新潟県佐渡市大字関428-1

tel:0259-78-2311

access:両津港から車で約1時間30分

営業時間:ランチ11:30~14:00

定休日:なし

駐車場台数:4台 席数:40席

※ランチは前日までに要予約。GW、7月下旬~8月下旬、年末年始などの繁忙期はランチ休業。

〈えいじま〉のシーフードカレー

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新潟市内で味わえるカレー


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